自分の人生、自分がしっかり

「上を向いて歩こう 涙がこぼれないように」
この歌、
「思い出す春の日」も「夏の日」も「秋の日」も
「一人ぼっちの夜」で締め繰くられている。
助け合うこと、励まし合うことの前に、
まず、自分が「一人ぼっち」で自分の人生としっかり向き合え、と歌っている。

小さな挑戦で 人は進化する

「小さな挑戦で 人は進化する。」
私たちは、すべての人たちのすべての挑戦を応援しています。
環境が変化し、このままでは良くないかも知れないと感じたとき、
萎縮」する人と 「挑戦」する人がいます。
萎縮していると、すぐに大きな失敗をしないで済む代わりに、
劇的な感動や達成感も、自分の進化への実感も得られません。
それでも萎縮する人たちは、悪くなる環境への不満発散に、
精一杯のエネルギーを遣うものです。

60代・70代の挑戦を支援します!

私たちがいま一番注目しているのは、「60代・70代の挑戦」です。
50年で日本人の寿命は15歳長くなりました。(男性65→80歳、女性70→85歳)
この15年という時間を どう使うのか。
戦争経験から高度成長へと導いた、先人たちの不屈の心を伝え継ぐ役割…
清廉潔白な子供達を育て、未来に繋ぐための「本当の教育」に寄与する…
余生10年の前提で作られた年金制度などには頼らず、現役を続ける道…
充実感不足の原因は、
本来何かをするための「手段」でしかないはずの、長生きや健康が「目的」化し、
「それで何をするの?」に対する答えがないことです。

私たちは、
与えられた15年間で、自分らしい「何か」に挑戦して欲しいと思っています。
60代・70代の挑戦を、たくさんの「優しさ」をもって支援することをお約束します。


日本をあきらめない

「困難に向き合うとき最も協力し合える国民」の一つ、として世界が注目する日本。
その日本が直面する「超高齢社会」問題。
国民の4割が高齢者となる。
その多くは働かずに年金をもらいできるだけ長生きしたいと思っている。
怯えながら雇用の継続にしがみつく働き盛り。
未来に希望が持てず就職しない若者達。
大人達の無責任に口を閉ざし、限界までは「良い子」に努める子供達…、
本当に継続可能な社会へと進んでいくことができるのでしょうか。
窮地を救うリーダーの登場に期待してみても、
政治家の選挙では、
「私の就職に力を貸して下さい」的なことを叫ぶ候補者ばかり…。

意識改革を…

「自分のことしか考えない度」が高いままだと、
日本は世界の期待を裏切ることに。
実現可能な未来があるとすれば、
各世代が勝手に考える自分に都合の良い社会環境よりも、
それぞれが少しずつ
我慢と努力を受け入れることができた状態の社会でしょう。
「クールジャパン」(=カッコいい日本)とは、
商品ではなく、それらを育んだ文化だと言われています。
今こそチームのための我慢や努力を積極的に買って出る、
献身的文化(=クールジャパン)を発揮するべき時なのだと考えます。
例えば、
年金受給や被扶養制度が日本というチームの負担になっていると知ったならば、
少しの就業努力で全ての権利を行使しない。
立場を利用して取引相手の利益をギリギリまで削り取るやり方をやめる。
自分だけ貯蓄や内部留保するなど、
経済のパス回しを自分のところで止めてしまうようなことをしない、等々。
そして、
大人達が知恵と汗を出し合うことで、未来に手応えを持てたならば、
もっともっと子供達に注意やお金を向けなければならないことにも気付くはずです。

日本への期待と責任

これから訪れることが決定しているアジアの超高齢化。日本が手本もヒントも示せないまま、
「超高齢社会」を大混乱社会にしてしまったならば、
何十倍の人口規模のアジアの大混乱が世界を呑み込むことは確実です。
日本があきらめるわけにはいかないのです。
私たちは、
日本の「超高齢社会」の真っただ中に身を置き…、
寄り添い、
語り合い、
考えることで、
効果的な解決策を探し続けたいと考えています。